2003年池の下(ヒノヒカリ・20アール)  写真館表紙に戻る

この田んぼは、無除草剤歴4年目。水もちがよく、苦労しないが、地力がなくちんちくりんの背丈の低い稲。
おまけに、向こうの山から鹿が出てきて、6〜7俵のさみしい収穫。
一昨年まで、コナギは畦際のハローが寄り切らないところだけだったのに、去年は、手前3分の1くらいに、なぜかびっしり生やしてしまった。
稲の株元で低い背丈のままでいてくれたので、ほっ。植代の爪を深くいれてしまい寝た子を起こしてしまったため?と思い、今年は浅く浅く植代をかきました。
植代のときに、すでにたくさんコナギ(2葉)が、見えていました。ほとんど埋め込むか、水に浮かせているが、さて、どうなりますことやら、、、

昨年秋(11月)に耕起。
冬の間に米ぬか200キロ/反(以下すべて反当り)、散布
4月に卵殻60キロ散布
4月中旬、浅く耕起。
その後雨が多く、水尻の方が、じゅるいので、耕起できず雑草が残ったまま代かきにはいるしかあるまいと思っていたところ、下旬の好天で代かき直前にロータリー。
6月1日、荒代かき(時速2キロ、PTO2)。6月8代かき2回目。その後、油かす40キロ散布。
6月10日、天日塩(オーストラリア産、25キロ1100円)を20キロ散布。
6月13日植代かき。
6月15日田植え。表層はトロトロになっていて、フロートの接地圧を最低にしないと、隣の苗を押し倒しそう。もしかして、天日塩のミネラルのせい?と思ったりしたが、その後、トロトロ層は発達してないので、たぶん違う。
6月16日、深水にして油かすペレットを60キロ散布


8月26日 出穂始まる。ヒノヒカリ、どの田も出穂が思ったより早く、穂肥が実肥みたいになってしまった。失敗の巻。

8月21日撮影 下葉が枯れているのは、イモチの後遺症。コナギも、その後あまり元気が出ていない。少し枯れているのもある。


8月20日 この田んぼやっぱり地力がないのか、葉色淡く、草丈も低い。そういうところの方が、出穂が早いのか、もう止葉出て、おおはらみに入りかけている。早いのは、あと3〜4日(2〜3日?)で穂が出るのでは?
塩山さんに鼓舞され(?)油かすで約N1,5キロ追肥。

8月10日 米ぬかペレット120`(チッソ1キロ強)追肥。肥むらが少しなくなってきている感じ?穂首イモチに対する不安もありながら。
幼穂3ミリ、出穂18〜20日前?

8月7日 背丈がぐんと伸び始めた。出穂30日前に入ったようだ。去年より3〜4日遅れの程度?
相変わらずのイモチの被害の葉っぱが目立つが、葉っぱが伸び始めたので、少し目立たなくなったかな?

8月4日 米ぬかペレット120`(チッソ1`)追肥。イモチとのかねあいで、不安がいっぱい。
しかし、葉色が曼荼羅模様。冬の米ぬかの振りむら?
鹿の足跡が田んぼの中にいくつも!食べるものがないので、足跡だけ付けて、出て行っています。
修身ちゃんから、電柵購入が、むらの総会で決まったと、TEL。 

7月20日 コナギの生えているところの写真。写真になると、なぜか、コナギがおとなしい。色の加減だろうか?



そこで、別な写真をアップしてみた。どうだ、こちらの方が、迫力があるだろう?


ついでに、除草機を押したあとは、こんな具合です。
もちろん、株間には、びっしり、そのまま。株際にもね。

7月16日 除草機を押しました。思ったより、いっぱい広がっている。
水を落として押す除草機は、コナギには効果あり。
これは、来年が思いやられる。 

7月14日 手前数メートルの部分に、コナギがかなり生えているなあと気になっていましたが、
今日、田んぼに入って、奥へあるいて調べてみると、(中央部分が)かなり奥までコナギが、深水の中ですくすく育っています。
もしかして、やばいかもと思い出しました。去年より、コナギの生育がいいのです。
福井の塚本さんが言われるように、干して、コナギの勢いを弱めないとダメかもと、思ってしまいました。
水を落としました。除草機を押そうと思っています。(写真は、また後日)

6月26日 アオミドロにへばりつかれた稲。だいぶ持ち直してきています。
同じように、油かすのペレットを振ったのに、この田んぼだけ大発生。どうしてかなあ?
今もアオミドロの勢いが止まっていません。

(何を間違ったか、まり子が落書きしてしまいました。まあ、このまま記念においときます)

6月20日 昨日台風6号、軽い風でよかったと、田んぼを見に行って、びっくり。台風の風と、深水の波で?稲が倒され、アオミドロがべたっとその上を覆っていた。約5分の一?油かすを表面に置いた、まきむらでたくさん落ちたところが、見事にアオミドロが大発生。ガンジキを持ち出して、アオミドロすくいに約4時間、悪戦苦闘でした。

6月17日 たっぷり深水
(6/17撮影)


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